イントラレーシック手術とレーシック手術どちらがいいのか?
ネットで情報を集めていると、「イントラレーシックの結果の良さ」と「イントラレーシック批判」との対立した眼科の主張が気になり、どちらがいいのか迷われる方も多いと思います。
当たり前のことですが、どこの眼科でも、所属する眼科の経営が優先されます。
その為、他の眼科でもっと良い手術があるから、そちらの眼科へ足を運んでくださいと勧めてくれるわけではありません。医師の説明も立場が違えば異なる事もあります。
医師の説明が異なる事は、イントラレーシックとレーシックの見解でなくても、Aの眼科ではレーシック検査不適合と診断されたが、Bの眼科ではレーシック適合だと診断されたという診断の違いもよくあります。
高度な医療判断が必要な為、医師や眼科によって違いが生じる事は仕方のない事です。正解は1つではないです。
イントラレーシック手術とレーシック手術のどちらがいいかという明確な答えはありません。
もし、悩まれているなら、直接、イントラレーシックを導入している眼科とイントラレーシックに否定的な眼科の双方の医師の話しを聞いて、自分で納得して決める事が必要です。
イントラレーシック手術の何がいいのか?
イントラレーシック手術は、機械制御のレーザーでフラップ(角膜表面の蓋)を作成する為、より滑らかで薄く均一のフラップの作成が可能です。また、マイクロケラトームだと機械式の為、どうしても誤差が±20μ程度は生じてしまいます。イントラレーシックの場合は、レーザーの為、ほとんど誤差が生じません。
それにより、中度近視の方のみならず、強度近視の方でも比較的良い結果が望めます。さらに、従来のレーシック手術ですと−10Dの強度近視程度までが適用範囲でしたが、イントラレーシック手術は、−15Dの最強度近視の方まで適用範囲が広がっています。ちなみに、0.04の視力でも軽度近視か中度近視か強度近視か最強度近視かは、検査しないと分かりません。
レーシック手術は、マイクロケラトームという専門の器具を使用します。旧式のマイクロケラトームですと、切断面がイントラレーシックと比べると粗くなったり、フラップ作成に失敗するトラブルが生じやすいです。
フラップ作成の失敗とは、フラップがとれたり(フリーフラップ)、穴があいたり(ボタンホールフラップ)、小さくなったりする(ショートフラップ)トラブルなどです。
それだけでなく、フラップの切断面の粗さは不正乱視や予定の視力がでない事もにも影響を与えます。
より精確なフラップを作成する為には、経験のない医師でもできると言われているイントラレーザーでのフラップ作成のほうがより確実で安全と言えるでしょう。
イントラレーシックの問題点を指摘する眼科でも、伝聞だったり、批判の根拠が不明瞭な場合が多いです。つまり、どのような合併症があるかはっきりしないので使用しない。また高額な値段に見合うだけのメリットがあるとは思えないので使用しないという事です。
その中でも、比較的よくネットで耳にするデメリットを取り上げてみたいと思います。
イントラレーシックはDLK(層間角膜炎)が多い。
層間角膜炎は、レーシック手術でも代表的な合併症です。フラップと角膜実質層の間に、マイクロケラトームの鉄粉や血液や上皮細胞や異物が入り込む事で炎症が起こります。
イントラレーシック手術はレーザー照射によりフラップを作成しますので、レーザーによる炎症が起こる事が比較的多いようです。しかし、最新のイントラレーザーでは、改善されているとも言われています。眼科専門医に質問してみましょう。
治療としては、目薬や飲み薬による治療、もしくはフラップを再び捲り再洗浄します。重症になるケースはごく稀です。適切な治療を受ける事が大切になります。
ステロイド剤の投与の量が問題
ステロイド剤はレーシック手術でも用いられる薬です。ステロイド緑内障など懸念されます。医師の適切な診断があれば合併症が生じることはほとんどないので、用法を守って服用・点眼をしましょう。定期健診で問題がないか確認してもらう事も大切です。
医学的診断のもと処方された手術後短期間のステロイドですので、問題が生じる事はほとんどないです。
健康な身体にステロイドを使用するなんていい筈がないという立場なら、レーシック手術自体受けない方がいいです。
羞明感を多くの方が感じる。
羞明感とは、一般には普通の明るさが、とても眩しく感じる状態です。症状が酷いと目を開けていられなくなります。海外のサイトを見るとレーシックの合併症です。
しかし、体験談でも夜間のハロ・グレア(光が眩しい)を感じる人はいても、羞明感の体験談は全くと言っていいほどないように思います。
再手術が難しい。
再手術はレーシック手術でも難しいものです。裁判例などを見るとレーシック再手術失敗で、トラブルに発展する場合が多いです。イントラレーシックの場合は、フラップがしっくりくっついて再び捲るのが難しいという事です。まあ、フラップが日常で捲れやすい方が、問題だと思いますが・・・。
薄いフラップがいいなら、エピレーシックの方がいい。
詭弁です。角膜の層は、外界から、○角膜上皮○ボーマン膜○角膜実質層○デスメ膜○角膜内皮となります。再生しない角膜実質層にフラップの切断面を入れるのがレーシックです。ボーマン膜から剥離し、再生組織の角膜上皮をフラップにするのがエピレーシックです。これは術後の痛みから、細胞の再生の予見の難しさから、様々な点で異なります。薄いフラップ作成といっても、角膜実質層にフラップを作成しなければ意味をなしません。
エピレーシックやPRKがレーシック(イントラ含む)よりも優れていると考える眼科も僅かですがあります。そのような立場でなく、通常、レーシックを採用していてこのような主張をするのはおかしな話です。
イントラレーシックの不安材料を宣伝している眼科でも、合併症や視力回復率など泣き所はたくさんあります。結局、合併症になる可能性を指摘しあえばお互い埃はでる関係なのです。どっちがでる埃が少ないかだと思います。
レーシック手術の合併症で多いのは、フラップ作成によるトラブルですので、フラップの作成がしっかりできる眼科を選ぶ事が、レーシック失敗の可能性を減らす為にも重要です。
最新のマイクロケラトームでは、より滑らかで薄いフラップ作成が可能で、フラップトラブルや他の合併症もイントラレーシック(2003年だから古いイントラレーシックのデータ。もちろん最新のFSレーザーの比較データはないのかもしれない。)よりも少ないというデータをだしている眼科もあります。
フタバ眼科(兵庫県)
最新のAMADEUSUは、エピレーシックでも使用可能なほど薄いフラップの作成が可能です。確かに滑らかなフラップの映像も確認できます。
しかし、これは最新のマイクロケラトームだからです。
マイクロケラトームの良し悪しは、眼科のホームぺージで性能の良さを書いていても、素人目には判断が難しいです。
例えば、レーシック手術の費用が安い事をホームぺージで広告して、旧式のマイクロケラトームなどをいい機器のようにPRしている眼科もあります。
イントラレーシックではなく、レーシック手術の眼科で良い結果を望むなら、それだけ慎重に眼科を選ぶ必要があります。
イントラレーシックならば、品川・錦糸・神奈川・安淵のどれもイントラレースFS60の最新ヴァージョンのレーザーを使用しているので、フラップ作成でレベルの劣る眼科にぶつかる事も考えにくいです。もちろん、執刀経験のほとんどない医師にあたれば、機械任せと言われるイントラレーシックでも失敗の確率はあがりますが・・・。
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東京・大阪・札幌・
福岡・名古屋
エキシマレーザー米FDAで結果の良かった機種 |
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2006年症例数国内1位
2年連続イントラレース
症例数世界一
眼科HP公表の
回復率など一番良い。
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東京・大阪
2006年症例数国内2位
エキシマレーザーは
コンチェルトで最速
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